商用車メーカーでは海外関連の業務を行うチャンスが多く海外関連の業務を行いたいと言う理由だけで商用車メーカーを志望する学生も多くいます。しかし入社するも願い叶わず国内部署に配属され海外関連部署への異動を希望している若手社員や商用車メーカーへ転職して海外業務に携わりたいと思っている方もいると思います。
そのような商用車メーカーの事務系の海外業務の関連部署への異動若しくは転職を希望している方向けに海外業務に役立つ資格を紹介します。
なぜ資格かと言うと海外業務に必要な知識を独学で学ぶのも良いですが、資格取得を目指して勉強すると効率的ですし、資格はカタチにも残るので、社内異動や転職する際のアピール材料になります。
因みに事務系の海外関連業務とは↓の様に色々とあります。
・海外営業
・海外マーケ
・海外部品
・海外サービス
・出荷業務
・法務など
以下が商用車メーカーの中の人がお勧めする資格です。
〈TOEIC〉
英語はどの部署にも必要です。TOEICの点数と英語を話せるか否かは別次元の話ですが、最低でも730点は欲しいところです。秀でた一芸を持っていない場合、TOEICの点数が730点以下だとそれだけで足切りされます。また個人的に見解ですがTOEICの点数が730台以下で英語を使いこなせてる人には出会った事ないです。TOEICは絶対に必要です。
〈貿易実務検定〉
製品を海外に出荷するには貿易実務への理解が必要です。細かい貿易実務業務は商社や外部業者や関連会社に外注していますが貿易実務に対する最低限の知識は必要。インコタームズ、貿易保険、L/C決済、原産地証明などの知識がないと社内外の関係者との会話についていけません。
貿易実務検定はA級、B級、C級とあり、C級→B級→A級の順に難易度は上がります。転職で貿易実務経験をアピールするにはB級からしか履歴書に書くに値しない様ですが、まずはC級の取得をオススメします。乙仲などに努めない限りB級レベルの知識は必要ないです。C級で十分です。
〈簿記〉
海外事業会社の管理部に入ると事業会社のPL、BS、CFを管理する事になります。それぞれの財務諸表が何を指して、会社の状態が今後どうなるのか理解する必要があります。例えば「この売上が続くと期末には赤字に陥ってしまい、手元のキャッシュも薄くなり増資が必要になるっ!今から増資の申請を行わないいけない!急げっ!」みたいな判断が出来るようになる必要があります。
ただ簿記のレベルは3級で十分です。自分で財務諸表を作成する訳では無いので、財務諸表が見れるレベルの3級の知識で十分です。
以上です!
良いよ商用車メーカー!
コメント