いすゞの16年振りのフルモデルチェンジの注目点をサクッと解説!

商用車ニュース

とうとう16年振りのいすゞのフルモデルチェンジの内容が発表された!小型トラックと中型トラックのフルモデルチェンジとエルフEVの発表が主なポイントですね。個人的には今後詳細が明らかにされるエルフミオが超気になります。今回の発表の中での商用車メーカーの中の人が注目するポイントのみをサクッと解説していきますのでサクッと読めばサクッと注目ポイントだけ頭に入れる事が出来ます。

エルフEV


先ずは1番の注目を集めていたエルフEVについての解説です!先ずは初めに社長が強調していたのはEVトラックはお客さんの課題を解決する為のいすゞのトータルソリューション案の1つで決して売り切りで満足頂ける商品では無いと言う点。EVトラックの使い方もお客さんによって異なるのでお客さんに合った提案が必要。また現時点では台数を追うのでは無くコアのお客さんの課題を解決する為の商品。
(台数目標を聞く記者の質問をヒラりとかわす)

具体的なポイントに入っていくと生産はディーゼルトラックと同じプラットフォームを採用する事でドライバーはディーゼルトラックと同じ様な使い方で運転が出来るそう。正直、台数が期待出来ないEVの為に新たにプラットフォームを作ったりと開発行為を追加しているとコストが爆増するし価格も超上がってしまうよね。

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商品ラインナップとしてはお客さんによって異なるトラック使い方(特に航続距離や充電設備)に合わせる為にバッテリーは以下の3種類を用意。

40kWh/60kWh/100kWh。

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小型/中型トラックのフルモデルチェンジ

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上: 7代目新型 下:6代目

商品性能向上よりも先ずはこの顔の変化ですよね。
そりゃ16年も経つと顔なんてすっかり変わるよね。
見た時は誰か分からずびっくりしました。
注目ポイントはフロントグリルが3つのゾーンを分かれてる点。グリルの中にバッジが入ってしまっているけど確かに1の位置にブランドのバッジがあるとお客さんのロゴとか入れにくいしコレはオモロイなと思う。

  1. ユーザーユーティリティゾーン
  2. ブランド表現ゾーン
  3. 冷却開口&機能表現ゾーン

エルフミオ

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最後の方にしれっとエルフミオを発表。
こらは新免許制度対応の小型トラック。免許制度変更で17年以降に取得した普通免許で運転出来るトラックは以下でこのクラスを新免許制度のトラックなんかとも呼ぶ。タイで生産して全世界でバカ売れしているピックアップトラックのD-Maxで使用しているエンジンを採用、そしてEVモデルも投入予定。この車両総重量3.5トン以下のセグメントを本気で取りに来たと感じた。日本だけで無く海外でも超絶需要が強いセグメント。価格がハマればかなり売れるのではと期待。

車両総重量 3.5t未満
最大積載量 2t未満
乗車定員数 10人以下

ただ既にこの超小型トラックはいすゞがインドネシアで生産して輸出もしているトラガもあるのでどう棲み分けるの興味があります。エルフミオは日本だけなのかな?

EVウォークスルーバン


クロネコヤマトなどで実証実験中のEVウォークスルーバンは24年の登場。こちらもしれっと書いてますね。

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以上です。

商用車メーカーの中の人

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